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このページでは、傍骨性骨肉腫という猫では非常にまれな病気の治療を記載しています。
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初診時の状態
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この子は6歳の雑種猫です。後ろ足が腫れて、痛がっているようだとのことで来院されました。写真にあるように、かなり腫れています。
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レントゲン所見
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レントゲンでは骨の周囲に盛り上がっているような形で、腫瘍がありました。腫瘍の状態が骨の色と類似していました。
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手術後と腫瘍の状態
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細胞診でも、悪性所見が出ていたため、話し合いの上断脚を行いました。右が腫瘍ですが、骨から発生しているように見られました。
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病理組織学的検査
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診断は傍骨性骨肉腫という、まれな骨肉腫という診断がでました。今のところは抗がん剤を希望しないとのことで、このまま様子を見ていますが、特に問題ないとのことです。あまりない腫瘍ではありますが、もし肢がこうなっていたら、この病気の可能性がありますので、すぐに様子を診せてくださいね。
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