犬の鼻軟部組織肉腫
|
|
この子は、10歳のラブラドールレトリバーです。鼻と口の出来物が大きくなり、呼吸が苦しそうだとのことで来院されました。治療後よりどんどん小さくなり、5回ほど行うと、かなり経過良好となりましたが、まったく別の病気で亡くなってしまいました。御冥福をお祈りいたします。
|
|
猫の鼻がん(癌腫)
|
|
この子は、8歳の雑種猫です。鼻がどんどん膨らんできたということで来院されました。この写真にあるように典型的な鼻の悪性腫瘍です。通常はリンパ腫という病気が多いため、抗がん剤が適応されるのですが、この子は、違うタイプの腫瘍のため、光線力学・温熱・化学療法を選択しました。一時腫れが出たのですが、お薬の種類を変えて様子を見たところ、一気に縮小し、現在は7ヶ月以上経過し再発なく、治療を終了し様子を見ているところです。もし、このような病気でお困りの方がいらっしゃいましたら、一度御相談くださいね。
|
|
犬の臭神経芽細胞腫1
|
|
この子は、10歳の雑種犬です。鼻出血を主訴に来院されました。検査では臭神経芽細胞腫と診断されました。本来は放射線療法がベストですが、距離と費用の問題からご希望されず、局所に抗癌剤を注入する方法を選択しました。
|
|
犬の臭神経芽細胞腫2
|
|
写真から見ても、腫瘍が小さくなってきています。一時期様子はよかったのですが、その後再増大してきて、亡くなってしまいました。鼻の腫瘍は現時点では放射線がベストですが、光線力学療法も可能となりましたので、状況によってはこちらをお勧めしております。
|
|
猫の神経分泌型細胞癌1
|
|
慢性の鼻出血を主訴に来院されました。外見上は問題ないのですが、レントゲンでは片側の透過性が非常に悪く、ここから検査を行ったところ腫瘍とわかりました。この方は熱海の方だったため、麻布大学での放射線をご希望され、一時様子がよくなったのですが、残念ながら亡くなってしまいました。最後では神経症状も出たのですが、メラトニンで非常にコントロールできたと報告していただきました。
|
|
猫のリンパ腫
|
|
鼻の腫脹を主訴に来院された方です。これは典型的な鼻のリンパ腫の外見です。検査でもすぐに判明しました。治療に非常に苦慮しておりますが、抗癌剤などで、何とか状態を維持できています。
|
|
猫のクリプトコッカス(真菌)症
|
|
このケースは、実は腫瘍ではないのですが、このように一見腫瘍と非常に似通っているケースも多々あります。ですので、きちんと検査を行い、診断後治療という方法がベストと思われます。この症例は他のホームページで記載していますので、ご覧になりたい方は題名をクリックしてくださいね。
|
|
|
|