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| このページは、大腿骨骨頭の無菌性壊死症（レッグペルテス）について記載してあります。
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| 実際の症例
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大腿骨骨頭の無菌性壊死症は１歳未満の小型のワンちゃんに多く認められる病気です。この病気の特徴は写真のとおり、非常に病気の足を痛がることが特徴です。
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| 病気の経過
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この病気は大腿骨骨頭に行く血管が、成長に伴いだんだん細くなり血行不良を起すことによって生じる病気といわれています。上記のレントゲンを見ると初診時明らかな痛みがあってもレントゲンでははっきり認められないのですが、時間の経過に伴い骨の変形が徐々に生じてきます。
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| 手術時の所見
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この病気の治療は信じられないかもしれませんが、大腿骨骨頭を摘出する手術がベストといわれています。上図の手術時の所見で、すでに亀裂骨折が認められています。これぐらいこの病気になると大腿骨骨頭はもろくなります。
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| 手術後のレントゲン写真
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手術後のレントゲンでは、完全に大腿骨骨頭を摘出しています。これで歩けるのか？と思えますが、（正直始めてこの治療を知ったときは、こんなのうそだと思いました）術後１ヶ月もするとほとんど通常通り歩けるようになります。もし１歳未満のワンちゃんでどんどん後ろ足を痛がるようになってきたら、まずこの病気が疑えますので、出来るだけ早めに病院にご相談くださいね。
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