あいの動物病院治療成績1
皮膚の病気

犬のいろいろな皮膚疾患
猫のいろいろな皮膚病
免疫介在性の皮膚疾患が疑われた症例の治療例

血液の病気

免疫介在性溶血性貧血の治療例
血液凝固異常症(vWF欠損病?)の1例

心臓・血管系の病気

犬の心臓弁膜症(主に僧帽弁閉鎖不全)の病態生理と治療
犬の動脈管開存症の2症例(外科治療)
急性フィラリア症(後大静脈塞栓症)の治療例
ネコの血栓症を伴う心筋症の治療例
ネコの感染性心嚢膜炎の治療例

呼吸器系の病気

いろいろな呼吸器系の病気の治療
犬のアレルギー性鼻炎+蓄膿症の治療例
喉頭麻痺により巨大食道+胃拡張症候群を起した症例の治療例

消化器系の病気

胃拡張・捻転を起こした犬の治療例
イヌの便秘症(会陰ヘルニア)と猫の便秘症(巨大結腸症)の外科的治療例
犬・猫の胃・腸内異物(腸閉塞)の治療
唾液腺嚢腫の内科的治療
いろいろな肝臓病
イヌの先天性口蓋裂の治療例

このページでは、免疫介在性皮膚疾患が疑われたミニダックスの治療を記載しています。
初診時の様子1
この子は、2歳の男の子(去勢済)のミニダックスです。皮膚がぼろぼろになっているとの事で来院されました。
初診時の様子2
初診時の皮膚の様子をいくつかの方向から見た写真です。ほぼ全身に出ていますが、かなりひどいです。このような疾患では、全身性の感染症、寄生虫性疾患、真菌症、血管炎、アレルギー等との鑑別診断が必要となります。病理組織検査を行ったのですが、確定にはいたりませんでした。
治療経過
このようなケースでは、ステロイド+抗生剤が非常に効果を発揮してくれます。上記のようにどんどんよくなってきました。初回の症状がひどかったため、完全に治るかどうかは不明ですが、この経過に患者さんも非常に満足されていました。このような病気は、あまり発生しませんが、もし、全身性にこのような病気があった場合は、様子を見ずに、一度病院にご連絡くださいね。
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