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症例4 胸腺腫の治療例
年齢不詳のミニダックスで、
避妊した女の子です。
前縦隔に腫瘤があり、胸水が
貯まってきていたことから、
ステロイド+放射線療法(1回のみ)
を行った状態です。
追加治療をご希望され、
来院されたワンちゃんです。
レントゲン写真
放射線治療前
放射線治療(1回のみ)後
放射線前では胸水も少しありますが、
治療後は、非常にきれいになって腫瘤のみが
残っているのがわかりますね。
治療している様子
本症例は手術をご希望されませんでした。
ですので、この子には過酸化水素点滴療法にて酸素化を行った後、
インスリン増感療法(シスプラチン使用)を行いました。
続いて5%ブドウ糖で溶解したICGを、静脈内投与して腫瘤に集積させました。
その後、上記のように近赤外線照射器を使用して、
胸腔内の腫瘤に光線が当たるようにして治療を行いました。
酸化療法治療前
酸化療法治療4回後
上記写真のように、塊が薄くなってきていることがわかります。
その後、ご家庭の事情で治療を行わず、このまま経過観察を行ったのですが、
酸化治療開始から2年5カ月間元気に生存してくれておりました。
患者さんご了解のもと、死後に組織生検を行って確定診断がつきました。
非常に大きな胸腺腫に対する放射線療法でのデータですと、
放射線4回あてた場合の平均生存期間は約8か月といわれております。
放射線治療後での継続治療としても、非常に有効と推測いたしますので、
ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡お願いいたします。
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